おにの手帖

手仕事、田舎暮らし。
MENU

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

面打ち




外から日本を見るとその良さに気づくというけれど、

中に居てもちょっぴり気づけるようになった

そんなお年頃。


IMG_99682.jpg




箱好きなので、こういうものを発見すると注視してしまいます。

これは何かと言いますと


“胡粉=ごふん”

日本画や日本人形の絵付けに用いられる日本古来の顔料・染料とあります。



IMG_99772.jpg




最近ご近所の友人Nちゃんの旦那さん(ショーゾウさん)が

ある趣味に走っていて・・・・

あ、決しておかしな趣味ではありません。

あまり見た事のない方が大半だと思いますが、

実はコレ。。。




IMG_99822.jpg




能。

言わずとしれた日本の伝統芸能ですが、

ショーゾウさんがはまっているのは、

観劇でも舞踊でもなく、

面打ち。

所謂このような能面を彫ることです。


私も今までありとあらゆるハンドメイドに手を出しましたし、

色んな手先の器用な人に会ってきましたが、

能面はさすがに天晴れです。




IMG_99832.jpg




よく見ると、

緻密に計算された状態で設計図のようなものがひかれ、

緩やかな曲線を根気強く削りとってゆく気の遠くなるような作業。

その間に作り手の魂と命を吹き込んでゆくのでしょうね。

誰も作らないものだから、

簡単には出来ないものだから、

そんなハンドメイドもまた心から素晴らしいのだと

改めて教えられたような気がします。


ハンドメイドする男性は、

ワニさん(夫)も、ワニさんの師匠保さんもショーゾウさんも、

皆作ることのみに心血を注ぎ、

それ以外の一切を含まない。

だからこそ、

打ち込むその姿勢は神々しくすらあり、

羨ましいような眩しいようなそんな気持ちで見つめてしまう。

ショーゾウさんは、

この面をどうするとか、どうなりたいとか先の事など全く考えていない。

ただ「作りたい」から作っている。

一番大切なことをすぐ忘れてしまいそうになる私は、

ここにもまた1人見習うべき人がいたのだと有難く思う。


ショーゾウさんの初めての面。

自分の事のように完成を心待ちにしているあかおになのでした。







Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。