おにの手帖

手仕事、田舎暮らし。
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哀しきスヌーピー

 


命のこと。


守られるべきたくさんの命について、

考えています。


070838302.jpg



 


動物全般をムツゴロウ的に愛する私達夫婦なので、

自分たちに出来る事は色々と関わってきました。


盲導犬協会の募金窓口をしていたり、

愛護団体のボランティアを手伝ったり。

ほんの少しのチカラにしかなりませんが・・・。


この子は4年前のちょうど今頃、

保健所で殺処分になるところを保護してきたビーグルです。

聞けば長い期間山中を彷徨ったらしく、

最後には麓の民家で鶏小屋を襲い、捕獲されたのです。


070838032.jpg


痩せて、痩せこけていました。


お腹が空いて耐えられなかったのでしょう。

愛護団体から要請を受け保健所へお迎えに行き、

その後団体の方が里親さんを見つけるまでの間、

私達の元で暮らしました。


「もう大丈夫。こんな暗くて狭い所から早く出ようね。おうちに帰ろうね。」


そう声をかけるとどんなに大きくて初めて会う犬でも

喜んでついてきてくれます。


地獄からの生還ですから。


私達は彼と暮らしていくうちに彼の哀しい過去をみました。

お散歩の途中に必ず“軍手”を拾うのです。

草むらに頭を突っ込んでどこから見つけ出すのか、軍手だけを。


その事を不思議に思い色々と尋ねた結果、

“狩猟犬は獲物を獲る(回収する)練習方法として軍手を使う”のだと知りました。

飼い主はその軍手を獲物に見立てて隠し、

それを回収してくる訓練をするのだ、と。

そして、

狩猟の季節が終わると次の解禁のシーズンが来るまで

仕事のない犬は“ただ御飯を食べるだけの無用な動物”とされ、

使い捨ての割り箸のように山へ置き去りにされるのだ、と。

犬に軍手を探すよう命じ、

その隙に自分たちは山を下りてしまうのです。

この子もきっとそうだったのでしょう。

獲物(軍手)を回収し、大好きな飼い主の下へ戻った時にはもう誰もいない。

それでも忠実にただひたすらに山の中で待っていたのかもしれません。


070838402.jpg


この時一緒に保護したもう1頭のワンコ。


とても温和で賢い子でした。

首輪をつけたまま「要りませんので」と

飼い主に捨てられた子。


生かすことが出来るのに生かされない子がいることが

耐えられないのです。

無力さを知る度、落ち込むこともありますが、

それでも“何もしない自分”でいるよりは救われます。


今回の大雨、台風、新潟での地震。


人もまた大きな自然の力に命や生活を奪われてしまうんですね。


赴いて瓦礫を片付けることも、温かい食事を作る手伝いも出来ませんが、

新潟の復興へ祈りを込めて

売り上げの一部を僅かながらの募金に充てさせていただきました。


全ては皆様に支えられているお蔭です。

本当にありがとうございます。


 


P.S.


台風へのご心配をたくさんいただき、

温かいお気遣いに心から感謝しております。

お蔭様で大きな被害もなく

無事に乗り切ることができました。


ちょっと体調がおもわしくなかったので

お礼が遅くなって申し訳ございませんでした。

少しずつお返事させていただきます。

もうちょっとだけお時間いただければありがたいです。



Sue



-8 Comments

moa says...""
Sueさん、こんにちは。
悲しすぎる現実ですね・・・
人間の欲望のために動物を物として扱かっている。。。
その思考回路が理解できません。

我が家にも魚と鳥がいますが
どんなに小さな命でも、救うために必死になります。
老齢のため、愛鳥が1羽、また1羽と天に召されていきますが
病気になる度に動物病院に連れて行き
(鳥を見てくださる病院は限られています)
1羽の販売価格より高い治療費を当たり前のように払っています。
中には「新しいのを買った方が良いんじゃない?」などと
信じられない言葉を発せられる方もいます。
(動物病院の先生の中にもいらっしゃるんです・・・)
そういう事じゃないのに・・・。

Sueさんの行動力には頭が下がる思いで一杯です。
どうぞこれからも助かる命のため活動を続けてくださいね。
私も微力ながらお手伝いさせていただければ・・・と思います。
2007.07.20 13:57 | URL | #SI5iBw9E [edit]
Sue says..."moaさん"
こんにちは。
悲しすぎる現実・・・
本当にそう感じる出来事が多いですね。
moaさんのお話を伺って、
心無い酷い言葉は別にして
一生懸命大切に命を慈しんでおられることに
胸を打たれました。

保健所でも仔犬の譲渡説明会で、
担当獣医さんが
「もし病気になったりして、手に負えなくなったら
またココへ持ち込んでください。
新しい仔犬をお渡ししますから。元気な子と取りかえますから。」と
とても信じられない説明をしていました。

つらいですし、腹立たしいですよね。
しかも力が及ばなくて何も解決できないことが
もっと腹立たしいです。
重苦しいお話でごめんなさい・・・。
でも同じように感じてくださって、
それが本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

小さな命もずっと大切にしていきましょう、一緒に。
2007.07.20 16:02 | URL | #aE8nS3mY [edit]
スーママ says...""
sueさんこんにちは!sueさん同様生き物大好き人間の私です。人間の勝手で作られて又人間の勝手でごみの様に捨てられていく命。せつなくて、悔しくて、悲しいとても辛い現実ですね。私達人間はどこまで傲慢で身勝手なのでしょうほんとにやりきれなくなります。二年ほど前にふと見つけたブログで(里親探し日記)華ままさんを知りました。やはりsueさんの様に一時預かり里親を探すボランティアをされています。センターでは慢性的に物資が不足している為いつも募集をしています。餌やおやつタオルに毛布等何度か支援した事があります。やはりsueさんはこの様な運動をされているのですね。凄く嬉しいです。早速又、華ままさんに支援の物資を送ろうと思います。
2007.07.20 17:40 | URL | #- [edit]
Sue says..."スーママさん"
こんにちは♪

華ままさんのこと、はじめて知りました。
私など足元にも及ばない素晴らしい活動をなさって
おられることと思います。
そのような方がいらっしゃるだけで
ほっとするというか、嬉しいですね。

もっと色々なことが出来ればいいのにと思いつつ、
自分の暮らしに精一杯だったりする私ですが
moaさんやスーママさんのように感じてくださる方々と
こうして意見交換をさせていただきながら
また少しずつ成長できればと気持ちを新たにしました。

華ままさんにも、スーママさんにも
感謝でいっぱいです。
2007.07.20 20:57 | URL | #aE8nS3mY [edit]
yu-king says...""
おひさしぶりです☆
飼い主に「引っ越すから保健所にやる」宣言されたため、急遽実家で引き取ることにしたワンコ(メイちゃん)も、1年が経とうとしてます。
もともと、作業所の寮で飼われていたのだけど、その割には作業服を着た男の人を怖がるところがあり、なにか嫌なことをされたのだろうと家族で話しています。。
でもとても人懐っこい!特に女の人が好きで、母にべったり甘える…。
最初は飼い主さんの無責任な発言に怒りながら引き取ったんですが、今ではこんなに可愛いコなのに、なぜ・・・?と思う。
安易に保健所とか言わず、相応のところに相談して欲しいと願いますよね。

ところで、メイちゃんは女の子なのに、女性が大好き。。
動物って、女性男性のどっちかばかりに懐くって、ありますよね~^^;
おかげで父は寂しそう(笑)。
2007.07.23 13:19 | URL | #wLMIWoss [edit]
ticco. says...""
sueさん、こんにちは。
既に疲れがいっぱいの夏休みです。

ワンちゃんの話し、前に書かれていたワンちゃん達も思い出しました。
いつも人間の勝手さに振り回されて・・・。
でも助けるのも同じ人間。不思議ですね。

実はわたしは苦手なのです。
子供の頃、大きな犬に道を阻まれたことがあって、
それ以来、言葉が通じないものはダメです。

その時も結局、飼い主さんはいなくて、
20分かけて幼稚園に戻りました。
でも誰も居なくて、また同じ道に戻り、
脇の道から逃げました。
その時の恐怖は今でも消えません。
子供の目で見れば、恐竜のように大きく見えたのです。
どんな時でも責任を持って、飼って欲しいなと思います。
命を大切にしたいですね。


2007.07.23 18:33 | URL | #- [edit]
Sue says..."yu-kingちゃん"
こんにちは♪
レスが遅くなってごめんなさい。

メイちゃんは、結果ラッキーな子ですね。
だってyu-kingちゃんのお母さんなら
きっと可愛がって幸せにしてくれますからね♪
間違いないです!

お父さんがすでに寂しい思いをしているみたいですが、
確かに男女の好き嫌いは結構みられるように
私も感じます~。
大丈夫、そのうち皆にベッタリになりますよ☆ミ
今度メイちゃんの写真送ってくださいねっ。

よかったね~、メイちゃん♪
2007.07.26 09:43 | URL | #aE8nS3mY [edit]
Sue says..."ticcoさん"
こんにちは♪
レスが遅くなってごめんなさい。。。

夏休みですでにてんてこ舞いしているっぽいですね。
元気な息子さんを追いかけて
ぐったり・・・でしょうか・・・。
ファイトです!!

ワンコでトラウマのお話。
そういう人は結構多いと思います。
私の知人にももちろんいます。
それを克服するのは他人が思うよりも
遥かに大変で困難なことのようです。

私も子供の頃、
田んぼでドーベルマンに追いかけられたことがあります。
いくら犬好きといっても
さすがにドーベルマンにはちょっと構えてしまいます。
小さな子供にそんな心のキズを負わせないように
きちんと管理することもまた飼い主の義務だと
改めて心しました。

そうでなければ、
可哀想な子供も可哀想な犬もどんどん増えていくんですもんね・・・。
昨日小さな子供が噛まれたニュースをみました。
モラルのないところに
共存はないですね。。。辛いことです。
2007.07.26 09:49 | URL | #aE8nS3mY [edit]

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